決意
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私は雪が大好きだった。 白銀に輝く六花。 一夜のうちに全てを自分の色に染めあげ、日が顔を出したら潔く消える儚い存在。 だけど人にその一瞬の光景を焼き付ける事ができる存在。 『それ故に決意を揺るがせることはないと? 』 目の前の少年は厳かに、同時に冷淡に呟く。 『ええ。揺るがせるくらいなら消えたほうがマシ』 少女は首に当てられた刃の感触を確かめながらはっきりといった。
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