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暫くすると、車が停車した。
車が停車した場所…
そこは、海が遠くに見え、綺麗な花の咲く庭に囲まれている別荘だった。
アリス「…綺麗。素敵な場所ですね!!刹梛さん!!」
ありすは感激のあまりはしゃいでいた。
刹梛は、そんなありすを穏やかな表情で見つめて、言った。
セツナ「クスクス。ありすさんって見かけによらず、楽しい所もあるんですね。」
ありすは、それに《ムッ》としたのか…むくれた様子で言葉を発した。
アリス「…刹梛さん。それ、褒めてます?」
セツナ「勿論。そのつもりです。クスクス。」
アリス「笑ってるじゃないですか!!からかわないでくださいよ!!」
刹梛が笑ってるのを見て、ありすは赤面する。
そんな2人のやり取りは、とても微笑ましく思える様子だ。
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