‡第二章‡

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ありすと刹梛のやり取りを横目で見ていた陸弥。刹梛が去ったあと陸弥は、ありすに言った。 リクヤ「それじゃあ、そろそろ中に入りましょうか?」 アリス「……‥。」 ありすは、一点を見つめたまま何も答えない。陸弥は心配になり、肩を叩きながら声を掛ける。 リクヤ「あの~…ありすさん?」 アリス「…ふッぇ!?…えっ??あっ!!なんでしょ-?」 ありすは、いきなり肩を叩かれながら声を掛けられたせいでビックリしたあまり、変な声を出し、変な言い方をしてしまった。それを聞いた陸弥は…目を点にして下を向いた。 リクヤ「…クッ……フッ…」 アリス「えっと…あの~、陸弥さん?」 今度は、心配になったありすが聞く。すると陸弥が顔をあげた。陸弥の顔は… リクヤ「アハハハハ。…クッ…クッ。」 笑ってた。
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