‡第一章‡

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運転手の運転する車の中は沈黙していた。 だが、沈黙を破ったのは、ありすの母…如月 琴音(キサラギ コトネ)だった。 母「ありす。今日は、とても大切な日です。あちらの方にご迷惑をかけないようにするのですよ?」 アリス「はい。お母様。十分、承知しておりますわ。」 母「それならば、構いませんわ。あちらの方にありすが見染められる事が母の願いです。」 アリス「………‥。」 琴音は、まるで自分の事のように嬉しがっていた。 母「フフ。楽しみですゎ。ねぇ?あなた。」 父「そうだな。ありす。私の顔を潰さぬよう頑張るのだぞ。」 アリス「はい。お父様…。」
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