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教室についた俺と昴。
教室を見て俺は固まった。
いる。
『さくら』が。
騒がしい教室の中で、
1人静かに席についている。
凛としていて、彼女がいるそこだけが別空間のようだ。
何故か俺の胸は今までにないくらい高鳴った。
話しかけてみようか…
「ねーねー君名前なんて言うの?俺スバル~」
はっ…早!!!
てか軽ッッッ!!!!
そこは俺が……
昴の行動力に先を越されてしまった俺。
彼女の目が俺達に向く。
「気安く話かけないでくれる?」
え?
誰ですか?この人……
桜並木道で会った彼女とは、
まるで別人の
声のトーン、表情、雰囲気…。
俺は目を疑った。
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