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見たことない電話番号。
一応、出てみた。
「はい。誰ですか?」
「私だ。山吹だ。」
山吹は櫻沢組幹部のやくざ。
そんな人が一体、何の用だ?
ってかなんで、俺の携帯番号を知ってるんだ?
「あ、山吹さんか。何の用っすか?」
「話は事務所で。若いのを三人送った。」
そう言って、電話は切られた。
電話が切れてからすぐに、ドアがノックされた。
開けると、一人の男。
こっちですと言われ、階段を降りた。
駐車場には、前に拉致られたときに乗った車。
それに乗り、俺は事務所に向かった。
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