あたりまえの毎日

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君の半泣きの顔に軽くキスをすると君は照れた様に笑う。 表情がくるくる変化する君を可愛く、愛しく想う。 明日こそは遅刻しない様に起こしてあげよう。 僕がそう決意するのも、結局それが実行されないのも、もういつもの事だった。 「おはよう、なつ。」 君は僕にあいさつをし、続けて慌てて準備に取りかかる。 僕と君の一日は毎日、こんなふうに始まったね。
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