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少数の生き残りはいたかもしれないが山人は事実上滅亡した
残りの反乱も鎮圧され、王国内の秩序は安定する
だが亜人への虐待や差別が増加していった
特にエルフやドワーフ等のおおやけに反乱していた部族は被害も酷く、身の危険を察知してほとんど全員が海の向こうのリード大陸に渡った
反乱を鎮圧し、混乱していた内政を落ち着かせ王国は帝国に兵を進め、大陸の王者を賭けた王帝戦争が開戦された
兵数や練度で勝る帝国軍は魔導機関兵器の配備も進めており、第二世代並みの兵器を投入する
が
「天滅」を始めとする大出力の第三世代魔導兵器による射程外からの攻撃によりまともに戦えず
我が王国軍が勝利
オークウェル帝国は滅び、新しく「オークウェル公国」として生まれ変わった
しかし現公王を王国の傀儡として反発する人や軍人が多く、テロが頻繁に起こっているため現在でも王国軍が旧帝国軍の残党の討伐を行っている
王国暦１５４７年
ルネス王国はクルト大陸を完全制覇した
ふぅ、こんなところかな…
…早い話僕達の国は他のくにを侵略して大きくなっただけ
それに報道では完全に自立したと言っているけど今の公国はほとんど国王陛下の傀儡
それでも満足しない僕らの王様はリード大陸にも侵攻しようとしているとか、しないとか
この国の貴族と言うのは誇れる事なのかな…
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