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「おはよう、領主さん」
「ラグさんおはようございます」
「ラグのお兄ちゃん
おはよ~う…
フワァ、眠い…」
ラグ「はは、おはよう」
町ではまだ朝早いが数人の人達に会う
ここではみんな僕を慕ってくれている
うれしいことだ…
走り続けると僕の屋敷程ではないが少し大きな家が見えてきた
その玄関前に数人の男性達が話し合っている
ラグ「おはようございます、皆さん」
挨拶をするとみんな気付いて振り返る
グリル「おお!坊主、昨日はシエルを助けてくれてありがとな!坊主のおかげでシエルは怪我も無い!」
ラグ「うわぁ、そっそれはよかったです…」
グリルさんがいきなり抱き着いて肩を組んでくる
グリル「そうそう、あの二人はいつものように飯を作りに行ったからな、よろしくたのむぞ!ガハハハ」
ラグ「はい、わかりましたよ」
いつも通り
グリル「あとよ、ついでにシエルを嫁に貰ってくれるか!」
…
ラグ「はっ!?」
なっ何を
グリル「冗談だよ!ガハハハ」
もう、この人は
でもグリルさんはこういう性格でも強くて頼もしい
いつもは農家として仕事をしているけど、一緒に第二自警団の団長もやってもらっている
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