´日常´の終わりと始まり

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二人が歩いて行く姿をたくさんの男子生徒達が見とれていた まぁ、クリスは凛々しいし、黙っていれば美人だ エレンも十分綺麗でかわいい しかも両方共、四大貴族なのだ 学園内でもかなりの人気がある ラグ「……はぁ」 いつも通りだけど、やっぱりへこむな~ ポンポン カエムが肩を叩いて肩を組んできた カエム「気にすんなよ 別に四大貴族だろうが何だろうが関係無くてよ 俺らはダチだからな…」 うわ ちょっと泣きそう ラグ「カエム…」 肩を組むのを解いてカエムより先に歩く こんな顔は見せれないから カエム「ん?何だ?」 ラグ「…ありがとう……」 カエム「気にすんな…」 ラグ「でもかなりクサイ台詞だったよ 普通ならひくね」 カエム「いい雰囲気が台無し!?」 軽く漫才をした後に僕達も学園に向かう その後はお互い何もしゃべらなかったけど嫌な時間じゃなかった それから少しして学園に着いく  
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