´日常´の終わりと始まり

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コーザの街を抜けると直ぐ目の前に巨大な門が見え始めた その門の上部には杖と剣が交差し、その回りを10個の小さな星が囲んでいるデザインの紋章が彫られている 国立サンシャイン魔法学園 国内隋一の魔法学園であり、その規模はそこら辺の街一つ分以上である 主に初等部、中等部、高等部からなる学校 首都から近いため催し等で使用されるコロシアム 一部の魔法研究施設等 様々な施設が集う大陸最大の魔法学園(あくまで学校での教育がメインな為) その無駄に無駄に巨大な門を通り高等部の校舎に向かう (こんな所にお金をかけるなら税金をさげたらいいのに) 途中何人かがカエムに声を掛けて行く 僕はシカトされるけど… 10分程歩くと巨大な高等部の校舎に着いた 昔の城を改築した校舎は王城にくらべ小型だが十分に立派 だ ここでは一つのクラスは40人、それが学年10クラスの合計1200人が学業に励んでいる だけどだいたいが貴族か裕福な家の子供 平民の出身はほとんど居なく、獣人等の亜人は入学を禁止されてしまっている… ここでも差別 カエムと僕は二人並んで一年生の自分達の教室に入った あっ、ちなみに僕とカエムは同じクラス クリスとエレンも…  
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