´日常´の終わりと始まり

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バニラさんは入学してから今までクラスのみんなと最低限のコミュニケーションしかとってない 僕の場合も挨拶を返される程度 ラグ「おはよう」 バニラ「……おは…」 ガラガラ ?「お~い、お前ら席に着けよ ホームルーム始めるぞー」 男勝りな台詞を言いながら入って来たのはクラスの担任、ミレイ=アルファース先生 まだ20代なのにこの名門の学園で戦闘学を教えている凄腕教師 長い金髪にキリッとした顔立ち、スレンダーな体格でいかにも出来る年上の女性と言う雰囲気を醸し出していて男子には絶大な人気があり、性格も割と良いので女子からの人望も厚い パンパン ミレイ「はいはい、とっとと席に着く 休み時間が無くなるぞー ほれほれ」 カエム「んじゃあ、また後でな」 先生に促されてみんな席に着きホームルームが始まった ミレイ「え~っと」 たしかそろそろ ミレイ「え~わかってると思うが十日後には中間試験がある そのため、試験当日の一週間前からまぁ俗に言うテスト休みに入るから忘れないように…他は特に無いな こんなもんかな… んじゃあ終わり」 そして直ぐさまミレイ先生は教室を出て行ってしまった 先生の終了の合図で教室はまた騒がしくなるが ガラガラ ミレイ「あっ、忘れてたけど午後の実技はC組と合同だから んじゃ」 バタン … えー!  
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