´日常´の終わりと始まり

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「クリスさーん、バカしかいないC組の連中を懲らしめて下さーい」 「A組の実力を見せ付けろー!」 「うるせー生意気な奴らが!」 「A組なんて凡才の集まりなのよ!思いしりなさい!!」 「クリスさん、愛してまーす!」 等々野次?が飛び交う中クリスの模擬戦が始まろうとしていた カエム「運が無かったなアイツ… 下手したら試験前に入院だぞ」 ラグ「ダミークロスがあるから大丈夫だと思うけど クリスは容赦無いからねー」 リング上ではすでに両者共武器を構えている C組の男子は小振りの斧 対してクリスは弓(アーチェリーのような形)だ 弓にはペガサスの紋章が彫られている 本気でやる気だ… ご愁傷様… ミレイ「そんじゃあ 始め~」 クリス「¨エアアロー¨!」 ヒュン 開始早々クリスが速攻でお得の空気の矢で攻撃する 相手は不意をつかれながらも何とか右に避けるが クリス「そこ!」 避ける場所を知っていた様に正確な狙いで空気の矢が男子生徒を襲う 「くそ、¨シールド¨」 何とか魔法の楯を作り上げるが動きが止まってしまう その隙をクリスは見逃さない クリス「ほらほらほらほらほらほら!」 雨の様な矢の攻撃をシールド越しに相手にぶつける そしたらすぐに、はたから見ても分かるぐらい楯が削られていった すでに男子生徒の顔は恐怖で青くなっている … やっぱりかわいそうだ  
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