´日常´の終わりと始まり

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キース「…僕が弱いとでも言うつもりかい?」 エレン「あら、そう聞こえませんでした?たかがCランクがなに生意気言ってんですか」 一年生でCランクって十分凄いんだけど… 三年生のトップクラス並だよ キース「貴様!後悔させてくれる!」 もうキースの顔は真っ赤になっていた ミレイ「このままでも面白そうだけど…そろそろ始めるよ」 先生の言葉で二人共武器を構える すでに怒りの表情を浮かべるキースに対してエレンはどこか余裕がある ミレイ「それでは、試合開始!」 キース「¨身体強化¨!」 開始早々キースが身体強化を唱え突っ込む エレン「¨身体強化¨…」 わずかに遅れてエレンも身体強化し、突進して突きを繰り出したキースの一撃を軽々と避けた キース「まだまだ、次だよ!」 避けられても直ぐさま体を捻りスピアーの矛先をエレンに向け キース「雷よ 我が槍に宿りて敵を滅ぼせ ¨雷槍¨」 バチバチ するとキースのスピアーに電気が走りだす キース「ハッ!」 鋭いスピアーの一撃がエレンを襲うがそれをさらに避ける エレン「それは確か…」 キース「そう、この¨雷槍¨は触れる物全てに電撃が走る…例え君でもただじゃ済まないだろう ほら、行くよ!」 ヒュンヒュン 黄色い光の軌道が一線また一線と空間を走り獲物を狙う 常人には見えないであろうスピードで突きを繰り出し続けるキースの攻撃にエレンは手も足も出せないように見える 数人を除いて  
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