´日常´の終わりと始まり

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キン カエム「お前何回言えば分かるんだよ!脳みそ入ってんのか?」 キン キース「この、¨サンダーボール¨!」 バチバチ クリス「そのうるさいガマグチ閉じてくれる!ゲコゲコ騒がしいのよ」 エレン「¨シールド¨」 バン キキン カエム「お前も馬鹿みてぇに同じ事ばかり繰り返してんじゃねぇ!三歩いたら忘れる鳥頭か、このバーカ」 バキキン カエムとクリスの口喧嘩をよそにリング上の二人は激しい攻防を再開する が… 明らかにキースが押され始めた 先程までの先手先手を取る突きの連撃が少なくなり、代わりにエレンの攻撃を防ぐ回数が多くなった キース「ハァハァハァ」 額には大量の汗が流れ、光の剣を防ぐ際に汗が飛び光り輝く 前半からずっと攻め続けてきたキースはさすがに体力が切れてきたようだ エレン「はっ!」 そしてついにエレンの強烈な一撃を柄の部分で防ぐがそのまま堪えきれずに後ろに吹き飛ばされる だがキースは直ぐさま体を起こし右手を追撃しようとするエレンに向ける キース「 荒れ狂う稲妻よ  空を明らめ大地を燃やし かの敵を滅せ! ¨サンダーボルト¨!」 キースの右手から強烈な電撃がエレンに向かって走る エレン「それなら 光よ 夜空に輝く幾千の星の如く 闇を切り開く弾丸となれ ¨シューティングスター¨」 エレンの周りに無数の小さな光の玉が現れ、剣を振り抜く動作をすると全てがキース目掛けて飛んで行く  
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