´日常´の終わりと始まり

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お互い中級魔法同士だったが、キースのサンダーボルトの方が単体では強かったらしく数個のシューティングスターを飲み込みそのままエレンめがけて突き進む だが予測していたのかエレンは直ぐさま迷わず右に飛び去り避けた 一方サンダーボルトに当たらずに生き残ったシューティングスターはそのままキース向かって飛んで行く キース「くっ、¨シールド¨」 元から体制が悪い状態で魔法を放ったのでエレンのように避ける事が出来ず、盾の魔法を唱える ドドドドン シールドとシューティングスターが衝突し、リングの一部が損傷して土煙が舞い上がり視界が遮られる そして 次の瞬間に見えたのは 肩膝をつくキースに後ろからレイピアを突き付けているエレンの姿だった ミレイ「は~い、勝者!エレン」 「「「ウオオオォォ!!」」」 その瞬間リングの周りにいた生徒達から物凄い歓声が起きた 学生とは思えないハイレベルな戦いが観られたのだから当然だろう ラグ「やっぱりあの二人も強いね」 クリス「ふん、あったり前よ!あんたみたいな落ちこぼれとは違うんだから」 隣のクリスに文句を言われながらも僕はまだリング上にいる二人に目を向ける  
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