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ぷぅっと頬を膨らませて拗ねたようにそっぽを向いて机の上の教科書を片付け始める。
それを三蔵はもう一度ハリセンで頭を叩いてやめさせた。
涙目で叩かれた頭を押さえながら見上げると三蔵は眉間に皺をよせてじっとこちらを睨みつけている。
ため息をつくと今度は呆れた様なため息を逆に疲れてしまって悟空はしゅんと眉をハの字に曲げた。
呆れさせてしまったかもしれない。
そう思うと少しだけ悲しくなったのだ。
別に呆れさせたくてこんなことをしているわけではないのに。
「おい。」
「え?あ、・・・ん」
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