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「もー・・・訳わかんねぇ・・・。」
くらくらとする頭で考えても何も浮かばない。
答えなんてさっぱりだ。
とにかく今言えることは、この部屋には三蔵は居なくて、自分は三蔵のことが好きだということ。
この気持ちを理解したのはもう少し前の話になるが、理解するのにはかなりの月日が掛った。
ということはこの三蔵の行動を理解するのにもまたそれ相応の時間がかかるのかもしれない。
そんなの待ってられるわけがない。
悟空は重い身体を起こしてゆっくりとベッドから降りるとふらふらと壁に凭れかかりながら歩き始めた。
きっとこの時間なら三蔵は庭の庭園にいる。
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