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そんな環境で長く勉強が続くわけもなく、30分もしたら面倒くさくなってしまった。
持っていたペンを転がしてみたりと遊んでいるといい音を立てて後ろからハリセンで殴られた。
「ってぇ・・・、何すんだよ!」
「・・・集中しろバカ猿が。」
むっと睨みあげれば先ほどまでの執事の鏡というような態度は何処へやらまるで啖呵を切るように悟空以上に睨んできた。
この執事は全くいつだってそうだ。
二人きりで誰もいないと確認が取れているといつもデカイ態度を取る。
まぁ年齢的にも三蔵の方が上なのだから本来ならこれが通常なハズなのだ。
「・・・何だよ、二人になったらそんなデケェ態度になるんだからさぁ。」
「あぁ?何か文句あんのか?」
「別に、ないけどさ。」
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