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プロローグ
「お前は誰だ!?」
ナイフと刀が互いに金属音を鳴らしていた。
「俺か?俺は、天野将だ。お前は川口慎治だろ?」
「何故、俺の名前を知っている!?」
俺は天野から距離を開けてYシャツから左手でナイフを取り出し、ナイフを放った。それを天野はナイフを長い刀で弾いた。俺はまた、左手でナイフを取り出し、時間差で右手に持っているナイフと左手に持っているナイフを1本ずつ投げた。天野は楽々と弾いた。
「そんな攻撃喰らうかよ!」
「…っく」
「次は俺から行くぜ!!」
今度は、天野が積めてきた。左右に1本ずつナイフを取り出し、刀の攻撃を受け止めた。
「甘いぜ」
「!?」
刹那、俺の右目にナイフが映った。俺は頭を左に動かし、間一髪で避けることができたが、一筋の閃光が走った。
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