-考え出したら止まらない-

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「某はどうしたらい「ゆぅきむらああああ!!」Σグハッッ!」 ぐるぐると渦巻いたこの気持ちに戸惑っていたら、 お館様の鉄拳が 頬にめり込み 見事に遙か彼方に 飛んでいった(とんでっけー☆) 「ちょっ、お館様ぁああ!?」 「幸村よ何を悩んでおる!!」 「お館さぶぁああああー!!」 上から佐助、信玄、幸村 幸村は鼻血をだらだら流しながら(それを拭くのは佐助の役目)、お館様の元に帰ってくる。 「この儂にその悩みを打ち明けてみせぃ!」 「なんと広き心!この幸村、感動で前が見えませぬ!!」 うおぉおー!!と叫びながら流れる血、鼻水、そして涙。 「旦那汚いって!ほら前が見えないのは涙の所為だから!」 佐助はどこからか出したハンカチとティッシュで、幸村の涙(と鼻水、鼻血)を拭き取る。 暫くお待ちください (ぴんぽんぱんぽーん) 「で、幸村よ悩みとは何だ?」 すっかり美形に戻った幸村に、信玄が問う。 「そっ、それは…」 言える訳が無い まさか男に接吻されて それで悩んでいるなんて 死 ん で も 言 え な い 「まさか旦那~恋でもしちゃった?」 あはは~☆と笑いながら、佐助は幸村を見る。 .
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