287人が本棚に入れています
本棚に追加
「政宗殿、その猫耳は反則技でござるよ…///」
「はぁ!?何言ってんだ?」
閉めたドアに背中を預け、ずるずると重力に従い座る。
「(猫耳ぐらいで真っ赤になるとは…不覚)」
顔に手を当て反省(?)をする
「おい!幸村、いい加減入って来いよ!!」
この状態で入ったら…絶対馬鹿にされる。
「そっ某は、まだ外に居たいでござる!!」
「…そうか」
その返答に納得したのか、政宗の気配がドアから無くなる。
「…はぁ」
不甲斐ない。
男(猫耳装備)に照れるなど、
「武士として情けない…」
「なーんで情けないんだよ?」
「!!!?」
何処からか声がして足元を見ると、喋る黒猫がいました。
「……」
「どうかしたか?」
政宗は最近、ずっと人型で過ごしている為に
「猫が喋ったああぁああ~!!」
「はぁぁああああ!?」
幸村は政宗が猫だと言うことを忘れていた。
(酷すぎだろコレ!!by.政宗)
.
最初のコメントを投稿しよう!