-恋心を君に-

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何でかアンタの悲しむ顔は見たくないと思った。 「この傷痛かったであろう」 確かに痛かったぜ いろんな意味でな 「にゃ~」 だけどアンタが顔を歪ませることはねぇ 「にゃあ」 「お主…気にするなと言っておるのか?」 そうだ、よく分かったな 察しが良い奴は好きだぜ コイツの顔をペロリと舐めてやる 「このままお主を見捨てる事は出来ぬ!」 …アンタ、良い奴だな アンタになら全てを預けられるぜ そうして鉢巻き野郎…改め、真田幸村に世話になることになった .
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