-絡みつく糸-

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「火焔車ぁああああ!!」 「ちょ、幸村待てっ!俺が悪かっ…Σグハッッ!!」 「喧嘩は余所でやれって…!俺も巻き込まれΣアグッッ!!」 回る廻る幸村と箒 宙に浮くのはふざけた筆頭と英語教師 窓ガラスは見事に割れ、机と椅子は外に吹っ飛ぶ 結局幸村は(反省文を書くのと校長先生に謝罪しに行っていたので)6限目の体育に行くことが出来ませんでした。 そして現在(下校中)に至る 「はぁ……」 昼間に政宗殿にあんなはっ破廉恥極まりない発言をされ、正直家に帰りたくない気持ちが大きい。 (どうしてこんなに緊張するのか分からぬ) と思うが本当は分かっている。 自分が政宗殿に 惹かれていると言う事を 気持ちに気付いたからには、当然恥じらいというものが出てくる。 …昼間あんな発言をされたら特に。 もしかしたら帰っていきなり接吻…とかその先をされたり…とか、と悶々と自分の中の思考に浮かび上がるのは淫らな行為。 「っ~!!何を考えているのだ俺はっ!//」 ブンブンと首が千切れそうになるくらい頭を振りかぶる。 邪な考えがそれで消えるわけが無く、帰り道自分の思考回路と格闘しながら家へ帰った。 .
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