1章 運命の言葉

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「それでは遺言状を公開いたします」 すべてはこの言葉から始まった。 一族を巻き込み、私の運命を180度変え……人生の選択を余儀なくされた運命の言葉。 なにもかも欲しいと、手に入れたいと望んだりはしなかったのに。 ただ平和に静かに過ごしたかっただけなのに、それさえも打ち砕いた人生の分岐点。 人間、いつかは必ず選択しなければならない2つの道。 私の運命は、ここからすべてが変わった。
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