1章 運命の言葉

2/2
10771人が本棚に入れています
本棚に追加
/764ページ
「それでは遺言状を公開いたします」 すべてはこの言葉から始まった。 一族を巻き込み、私の運命を180度変え……人生の選択を余儀なくされた運命の言葉。 なにもかも欲しいと、手に入れたいと望んだりはしなかったのに。 ただ平和に静かに過ごしたかっただけなのに、それさえも打ち砕いた人生の分岐点。 人間、いつかは必ず選択しなければならない2つの道。 私の運命は、ここからすべてが変わった。
/764ページ

最初のコメントを投稿しよう!