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家の外に出ると清々しい気分になれる。
家には帰りたくない気分だ。
僕はただまっすぐ学校へと歩いていく。
「おはよう!!!」
後ろから怒鳴りかけて来たのは、涼介だった。
涼介は幼い頃からの付き合いで、いつも一緒に遊んでた。
いつしか僕達はなんでも言い合える仲、親友的な存在になっていた。
「顔の傷どうしたんだよ?」
涼介は僕の顔を覗きこみそう答えた。
涼介にウソはつきたくなかった僕は、親に殴られたことを素直に話した。
「…最悪だな。」
そう言って僕の肩に手を置いた。
「なんかあったら俺んちに来いよ!!」
そう言いながら笑顔でウインクをして、俺のもとから離れて行った。
しばらく歩くと学校に着き
教室へと歩いていった。
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