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俺達は手早く身支度を整えて、家を後にした。
一応、鍵は掛けておく。
階段を降り、家の裏に停めてある車に乗り込む。
真治の車には、真治、俺、洋介、沙織。
雄太の車には、雄太と雄二が乗っている。
俺は窓を開け、雄太に向かって叫ぶ。
「雄太!運転中でも連絡が取れるように、雄二にお前の携帯を渡しておいてくれ!」
「わかりました!」
着信履歴を見れば、最後に電話がかかってきたのは雄太からだ。
これなら、すぐに連絡がつく。
「雄二!すぐに連絡出来るように、俺の携帯に1コールしといてくれ!」
「はい!」
すぐに雄太の携帯から着信があり、一瞬で鳴り止んだ。
「じゃあ、行くぞ!」
俺達は、国道沿いのコンビニに向けて出発した。
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