別れ
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涙は瞬く間に頬全体を濡らし、それを拭っている間にお兄様はもう、不思議な世界へと駆け出していた。 言葉も交わさないまま去ってしまったお兄様。 その背中を涙で霞む視界でずっと見つめていた。 不思議な世界に溶け込むように、その姿が見えなくなるまで……。 それからもう二度と、お兄様と逢う事は無かった。 .
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