~プロローグ~

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「はい。これでHRを終わる。気をつけて帰るように」 今日も変わらない日常がすぎていく 学校も終わり誰とも話しもせずに帰宅する それが(夢城 幻夢)の日常 そして今日も変わらない日常がすぎていく 「はぁ…毎日毎日同じことの繰り返し…。この世界はつまらない」 帰り道 誰にいうでもなくつぶやいてみる 俺は普通が嫌い 理由はないがなんとなく普通が嫌いだ 「なにか普通じゃないことおきないかな…」 そうつぶやいてもなにも変わらないなんてことはわかってる だが今日は違った 「ふふふっ。見つけたわ…《夢城》の名を受け継ぐ者を」 遙か上空より幻夢を見下ろす女性がつぶやく 「さぁ。私を楽しませてね」 そういい'消えた, 「はぁ。それにしても…暇だなぁ。どっか異世界にでもいけたら…」 まぁないってことはわかってる ん?なんだ? 空間に亀裂? 「おいおい…。見るからに普通じゃないな。まぁ近寄るくらい大丈夫だろ」 ふむ。すごいなこの亀裂 どうなってんのかな? じろじろと見ていると急に亀裂があたりの物を吸い込み始めた 「ななななっ!?冗談はよせ!?」 なんだこれ!? 吸い込まれ!? 「うううっ…うわぁぁぁぁああぁあぁぁあぁぁ………」 そこで俺の意識は失った
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