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目覚めるとそこは森だった
「………は?…えっ?なにこれ?………ここ…どこだぁぁあぁあぁぁああぁ!!」
落ち着け俺!! まずは素数を数えよう
1,2,3,5,ガルルッ!!,11,13……ん?今なんか…
いや気のせいだもう一回
1,2,3,ガルルッ!!,7……気のせい…じゃ……ない?
後ろになんかいるのか?
「…………………………」
「ガルルッ!!」
「ちょ!?なんだこの化け物サイズの犬は~!!」
なんなんだ!?2メートルの犬なんて聞いたことないぞ!?
くそっ!!逃げるしかないな!!
「ガルルァァァッッ!!!」
「追いかけてくんな~!!」
くそっ…この森…走りづらい
ん?あれは……少女?
とりあえず…
「助けてくれ~!!」
すると少女は振り返り状況を判断し…………逃げ出した
「ちょ!?逃げないでぇ~!!」
「こっちくんなですぅ~!!」
「それは無理な相談だぁ~!!」
少女に助けを求めるなんて格好悪いが仕方ない
あんなのは見たことないからな…
「いきなりで悪いがあれはなんなんだ!!」
すると少女はキッっと睨みつける
「あれはSランク指定の狼…カフスウルフですぅ!!私じゃ手も足もでませんよぉ~!!だから…こっちくんなですぅ~~~!!」
そういい少女はスピードをあげやがった
ちょ!?見捨てられた!?
しかもSランク?聞くからに危なさそうじゃねぇか!?
「きゃっ!?」
ドテッ
ちっ…なに転んでんだよ……
俺が巻き込んだんだ…
俺が助けなきゃいけねぇじゃねぇかよ!!
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