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私が目を開けると,
そこは知らない場所だった。
「あ,目,覚めた?
大丈夫?」
金髪で,目の色は優しいオレンジ色…
言うならば「太陽」のような少年(?)が私に話しかけてきた。
私が黙っていると,
「僕の名前はレオ。
君の名前は?」
…私の…名前…?
私に名前などあったのだろうか。
「名前…覚えてない…」
「…そっか。
じゃあ,僕は君のことをルナって呼ぶよ。
君を見つけたのが…
月の下だったから。」
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