『運命…絆』

校長室の前でノックをすると…　　　校長先生　『入りなさい！』　　　と、中から声が聞こえた　　　中に入るとソファーのテーブルにお茶が２つ…　　　校長先生　『誠君…座りなさい！』　　　と、言って校長先生は机の脇に置いてあった自分の鞄からお弁当を持ってきた　　　校長先生　『誠君、今日は先生と一緒にお昼を食べよう(笑)』　　　　 ………………　　　自分の前にはお弁当箱　　　校長先生の前にもお弁当箱…　　　誠　『先生、これ俺の分作ってくれたん？』　　　校長先生　『先生とこはね…もう子供が独立してるから夫婦だけなんでね～お弁当１つ作るも２つ作るも一緒だからね～』　　　　 ……そぅ、校長先生はわざわざ自分の為に家からお弁当を作ってきてくれたのだ　　　　誠　『先生……そんなん悪いゎ』　　　校長先生　『誠君の話をしたら嫁が持って行ってと作ったから大丈夫ですょ～』　　　 ………自分は戸惑いと嬉しさと混ざった複雑な気持ちだった

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