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中川君の家はうちの家から車で15分位離れた場所にある…
中川君は警察沙汰になるのを避ける為に病院にも行かなかった…
縫わないといけない深さだったけど
『誠、今日の事は忘れ！俺は気にしてないし、これで良かったんやで…』と…
冷静に戻りつつあった自分は体の震えと涙が止まらなかった…
次の日の朝、中川君が自宅まで送ってくれた
中川君は自分を降ろしたら上には上がらずに帰って行った
自宅に入ったら
バツの悪そうな父親…
無言の母親…
自分は、いつもの生活に戻った
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