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先輩達は…
泣き崩れ声にならない声で…
『すいませんでした…』
と、何度も何度も頭を下げていた
篠原の遺体を見て…
自分達も大声を出して泣いた…
右目と右の、ほっぺだ以外は包帯でグルグル巻きにされ見れない…
損傷が激しく最後まで棺は開けない予定だったのだ
お兄さんは…
『お前ら…よく見とけ!!!』
と、言い他の親戚の方に支えられ席をたった…
先輩達の焼香後、自分と義男はその先輩達と表で出棺を待った
葬儀が終わり篠原は去っていった
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