『運命…絆』

学生最後の年

最初は会話もあまり弾まなかったが段々、飲むにつれてみんな口が回るようになってた　

中尾君　
『誠君、薫から話しは聞いてるよ～見てビックリしたけど俺と歳変わらんぐらいに見えるな～』　

誠　
『中尾君って何歳？』　

中尾君　
『俺？二十歳やで～もうすぐ21やけど』　

誠　
『それはないわ(笑)』　

そんな話しをみんなでしてると隣の席の和美ちゃんが…　

和美ちゃん　
『誠君、今日来てくれてありがとうな～』　

誠　
『なんで？こっちがありがとうやわ(笑)』　

みんな事前に自分の今の環境を知ってたみたいなんで時間も気にせずゆっくり飲んでた

そのうち薫ちゃんは中尾君と、自分は和美ちゃんと話しをしてた　

和美ちゃん　
『うちの妹がな～誠君と同い年やねん』　

誠　
『和美ちゃん妹いてんの？俺と同い年？』