学生最後の年

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自分は部屋番号を母親に告げた        父親  『お茶入れたれ!』      父親が母親に言った 珍しく父親が話かけてきた        父親  『誠…この前、国道で大きな事故あったやろ?死んだ子お前と一緒位の年ちゃうんか』        誠  『うん…俺より1つ下の子や』      父親  『お前の友達か?』      誠  『そうや…後輩の子やってんや』        父親  『他の2人もか?』        誠  『あれは、幸男や…まだ入院してて面会も出来ひん』        父親は驚いていた…      ちょうどその時母親がお茶を持ってきて        母親  『幸男君って、そこの幸男君か?』      母親もビックリしていた…        父親  『誠…あんまり悪したらアカンぞ』        自分的には少し嬉しかった       父親と話すのはホントに久々だったので…        小一時間程、実家で話をして実家を出た     
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