学生最後の年

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誠  『そうなん…良子は幸男に会ってるの?』      良子  『うちは暇やから毎日、幸男のとこ行ってるよ~今日はまだやけど…』        義男が言った…        義男  『良子~何で篠原と一緒やったん?何で事故になったん?』        良子  『篠原君とは何回か面識会って 一緒に走ったのはあの日が初めてやってん…ギャラリーで来てやって誠の後輩ですって幸男に挨拶してやってな…幸男も軽く、後ろ乗るか?って…』        自分も黙って話を聞いてたが凄く責任を感じた…  自分の後輩と言わなければ幸男も『乗るか』とは言わなかった気がした…        良子  『ラーメンに帰る途中、左(車線)も右もトラックが前に居て…追い越しに反対車線に出たら前から車来てて…  慌てて戻ったら前がトラックに当たって…そこからは記憶がないねん…』      義男  『そうなんか…』        自分は状況を想像してた   
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