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その足で薫ちゃんの家に向かった
ピンポンを押すと・・・
久子姉ちゃん
『誠・・・まっ入り』
と中にお邪魔した
薫ちゃんと久子姉ちゃんは自分達の事を話ししていたみたいで少し暗い顔で自分を見ていた
薫ちゃん
『誠・・・和美から聞いたけど、あんたどうするつもりなん?』
誠
『自分もどうすればいいか考えてたんやけど・・・』
久子姉ちゃん
『誠、出来たもんは仕方ないけどな・・・姉ちゃんは生むのは絶対反対や!あの子には悪いけどな・・・』
薫ちゃんは黙っていた
誠
『自分の中でもある程度決まってたんやけど永田先生にも今、相談しに行ってきてん・・・先生も久子姉ちゃんと同じやった』
久子姉ちゃん
『誠、お姉ちゃんに言ったんか?あれはこの件知ってるんか?』
誠
『まだ何にも言ってないけど・・』
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