学生最後の年

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マサちゃん  『だいぶ回復してるで~もう一般病棟に移ってるわ!足は動かないけどな…車椅子に乗って走り回ってるで(笑)』      誠  『そうなん?そんな回復してんの?』      ここ数ヶ月間、幸男の病院にも行ってなかったのでビックリした      マサちゃん  『誠…時間あんのか?もうちょいでバイク終わるから終わったら幸男とこ行くか?』      久々やし幸男の顔も見たかったので      誠  『うん!連れてって!』    マサちゃん  『バイクで行くか?車がええか?俺はどっちでもいいから誠が決め!』      前も後ろもバイクにはあれ以来乗ってなかったので…      誠  『バイクでもいい?』    マサちゃん  『よっしゃ!!』      と、バイクで幸男の病院に向かう事になった        ちょうどこの頃マサちゃんはバイクのマフラーのメーカーに勤めていた    当時はマサちゃんはプロのレーサーを目指してるアマチュアレーサーだった      アマチュアレーサーと言ってもこの時点では…   
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