学生最後の年

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と、アパートを出て歩いて駅前に向かった      この当時、コンビニの数も今ほど多くは無く近くにはロー○ンが0時までの営業でやってるのが1件しか無かった      中華屋さんで持ち帰りのご飯を頼みアパートに持って帰った      明日の事を話す訳でも無くテレビを見ながら雑談だけをして気づけば0時前になっていた      アパートを出て和美ちゃんを送っていく道中に和美ちゃんが…      和美ちゃん  『誠…明日、駅に7時でいい?』      誠  『うん…7時に切符売り場で』      和美ちゃん  『誠、ほんまに気にしないでいいからね~私は大丈夫やから!』      自分は何も言えなかった      和美ちゃんを送りアパートに戻る途中にまた色々考えた      考えても何も変わる訳じゃないけど、何か複雑な気持ちだった      アパートに着き目覚ましを合わせてこの日は休んだ      次の日10分前に待ち合わせ場所に着いたら和美ちゃんも来ていた      切符を買い姉の家に向かった   
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