『運命…絆』

学生最後の年

久子姉ちゃん達とは電車が反対だったので改札を入った所で別れた　

自分と和美ちゃんと姉で２駅離れた病院に向かった　

病院に着くと姉が受付で話をしてくれて、すぐに和美ちゃんが呼ばれた　

妊娠してるのは分かってるけど、また検査をして確認が出来た所で同意書を持って和美ちゃんが出てきた　

自分も署名、押印し和美ちゃんも済ませ呼ばれるのを待っていた　

姉もこの場に居るのが複雑だったようで…　

姉　
『和美ちゃん、誠、姉ちゃん先に帰って用意して出掛けるから今日はゆっくりしときや～これ！合い鍵やから渡しとくな～誠！出前の紙はテレビの下に入ってるしな～』　

和美ちゃん　
『お姉さん、気を使って貰ってすみません…』　

姉　
『気にしないで今日はゆっくりしときや～ほな私、先に出るわな～』　

と姉が帰ろうとしたので病院の玄関先まで送りに出た　

姉　
『誠～明日姉ちゃんお昼過ぎに戻るわな…』　

誠　
『ありがとう～午前中には出るから！また明日の夕方でも電話するから～』　

姉　
『ほな！』　

と、姉は帰って行った