学生最後の年

67/83

6259人が本棚に入れています
本棚に追加
/1106ページ
義男  『兄貴が紹介してくれるって言ってるんやけどな…アカンかったらここ手伝うわ!』      おかん  『義男は考え方が甘すぎるやろ?誠!思わへんか?うちはお前らが卒業したらもう、要らんから(笑)自分の仕事は自分で探せ!義男~覚えときや(笑)』    と、おかんは笑ってた      2日間、自分なりに考えた結論は…    ハンバーガー屋さんの面接を受ける事にした      橋田先生に話をし面接を受ける手続きをしてくれると言う事だった      橋田先生  『誠!面接の日は向こうの指定になるからいつか分かれば連絡するけど…明日にでもその髪型と色、染めとけよ!』    と言われた…  それと履歴書を書いとけと      数日後には面接の日時が決まって先生同伴で面接に行く事になった…      そこでまた問題    普通の学生服が無い…    面接には学生服で行かなアカンと橋田先生に言われてた    もう着る事の無い学生服を買うのも、もったいない話      結局、橋田先生が同じクラスの子の学生服をその日だけ借りる手配をしてくれた…     
/1106ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6259人が本棚に入れています
本棚に追加