学生最後の年

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おっさん(山本)  『そら、お前らには言われへんゎ(笑)…義男!分かってる思うけどな~』    義男  『(笑)…うん』    おっさん(山本)  『西田!お前、就職決まったらしいな~さっき校長先生から聞いたわ!おめでとう(笑)しっかり働けょ~』      この山本さんは所轄の少年課の刑事で義男や自分も何回かはお世話になった…    一番お世話になってたのは正男君だったから義男の事を凄く気に掛けてくれていた      現在の年齢になり特に思うのは刑事も人の子、いい刑事も居れば悪い奴も居る    上から物を言って  四角四面の話しか出来ない  ボンクラも居れば、ほんまに  刑事か?って言うくらい柔軟性を持った人間らしい人も居る…    この山本さんは後者の方だった      この小説には書いてない事でも山本さんにはお世話になった…    全て事件にはならず握ってくれたのも山本さんだった      誠  『ありがとう(笑)山本さんの、かっこ丸出しやで(笑)』    刑事特有の私服(笑)  卒業式に来てる保護者では確実に無いのは分かる(笑)     
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