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爺さん
『誠…そこの離れで暮らすか?離れなら玄関も別やし気使わなやろ?どうするか考えてみ…』
爺さんの家はかなり築が古くトイレも、ぼっとんで母屋とは別にある…玄関でてトイレまでは10M位離れててトイレだけが孤立してる。
そのトイレの横に離れ(と、言っても納屋みたいな所4,5畳くらいの)
叔母
『爺さん、ほんまにいいの?誠置いたってくれんの?ウチも協力するから…』
婆さん
『爺さん、後で、あ~言うたり、こ~言うたりせんでや!皆の居る前で話してんねやから…』
爺さん
『分かっとるゎ!それしか仕方無いやろ…誠が家に戻るって言うなら別やけど…』
姉は黙って自分を見ていた…
誠
『爺さん、ええの?置いてもうて…』
爺さん
『かまへん!誠が居るって言うんやったら…』
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