◇_コイゴコロ

6/8
前へ
/309ページ
次へ
加藤先輩はすぐに気付き、こちらへ近づく。 「い、いきなりすみませんっ… あの、っ…!!//」 こんなに先輩が近いなんて、生まれて初めて。 ほら、ドキドキが更に増して、心臓が壊れそう。 「加藤先輩が… ずっと前から好きでした…!!」 この言葉を言った瞬間、頭が真っ白になった感覚に陥った。 でも、どこかすっきりとしている。 成「千穂ちゃん…だっけ?」 「…えっ!?なんであたしの名前…っ」 成「知ってるよ。 だって俺も前から可愛いと思ってたもん」 「えっ…、え?」 予想外の言葉に、頭が混乱してパニック状態。 成「俺から言いたかったのに… ま、いいや。 俺もずっと前から好きだよ」 まだ、先輩の言葉が信じられなかった。  
/309ページ

最初のコメントを投稿しよう!

478人が本棚に入れています
本棚に追加