運命

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助けてー! 怖いよー!! 「うるさいねぇ・・・」 !!!!! 誰?! 「あんたここら辺では見ない顔だね」 えっ?! おばぁちゃん誰?! 「あたしかい?」 「あたしはミィ。ここら辺では一番の古株だよ」 ねぇねぇ! 僕のママ知らない? 僕のお家知らない? 「さぁね?あんたはどこから来たんだぃ」 白い肌に茶のマダラ模様が入った、如何にも古株の貫禄のあるこの猫はミィ。 この付近では唯一の飼い猫。 だが、ご主人様が猫アレルギーの為、外飼いされている。 僕はどこからきたのかなぁ・・・? 分からないの・・・ きっと、遠くからだと思う。 「ふぅーん。お腹空いてるんだろぅ?」 えっ! う、うん・・・ 「付いておいで」
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