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その子は、私が3歳の時、うちにやってきました。お隣さんから譲ってもらった一匹のわんこ。
それ子がこの話の主人公です。
名はポンタ。でも女の子なんです。
でも私はポンタの存在がすごく嫌いでした。
当時3歳の私は母を盗られたと思う日々で、ポンタのことがあまり好きではありませんでした。
でも、ポンタはすごく賢い犬でした。
私が昼寝をしていると、おもむろに母がポンタに『子供を守ってな』と、言った時、ポンタは寝ている私を抱え込むように跨ぎ、座って守ってくれていました。
そりゃ喧嘩もしました。喧嘩と言ってもおやつの取り合いとか座っている場所の取り合いとかですが(笑)
だって、一人っ子の私にはポンタしか遊ぶ相手はいませんでしたから(笑)
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