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俺は剛と夕食を食べた後
部屋に帰り
寝る準備をしていると。
和也『真司~おるか~!』
俺『なんや?』
『えらい格好やな~』
和也『街へ遊びに行こぉぜ~』
俺『出れるん?』
和也『門限とか無いんやで!』
『明日寝坊せんかったらやけど。』
俺『誰に聞いた?』
和也『大西~』
俺『おっ大西?』
『あてにならんな…』
和也『大丈夫やって!』
俺『そぉか?』
和也『そぉさ!』
俺『…』
『まぁ…行くか!』
俺は大西のあてにならない
情報を信じて
和也と2人夜の街に出かけた。
俺『あ~やっぱり…』
『えぇ~な~』
『なんかウキウキするな。』
和也『迷子にならんよぅせなヤバイな!』
俺『えっ?』
『おぃ…街行くって出てきたけど…』
『どこ行くん?』
和也『さ~』
『どこ行く?』
俺『は~?』
俺らは何も調べてなかったため
ただ、その辺をブラブラ
するだけになった。
夜のお街の雰囲気を味わうのも悪くないと思ったのは事実。
俺らは、くだらない話しを
しながら歩き回っていた時
和也がいきなり案を出した。
和也『せや!』
『これはナンパしかない!』
俺『はッ?』
『ナンパ?』
おぃおぃ…
剛といい和也といい
イケメン君の考える事は
皆一緒なのか…
俺『ほんまに?』
和也『知らん土地に来たら』
『人に聞くのが1番やろ?』
俺『まぁ…ねぇ…』
なんとなく説得力のある
和也の言葉に納得してしまった。
こいつ…
日頃からナンパしまくりやな…
知ってても知らん土地~
とか言ってそうやわ…
和也『お前…1人で道に迷ったらどぉする?』
俺『そんときは、バアさんにでも聞くわ!』
和也『お前…バアさんナンパするん?』
俺『アホか!』
『誰がバアさんナンパするか!』
そんな事話しながら歩いてると。
反対方向から女の子が2人歩いてきた。
和也『お~来た来た!』
『あいつらで練習してみろや!!!』
俺『まてまて…』
『あれは、坂野と山田やんけ!』
『練習なるかアホ!!』
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