第二章 一時保護施設(一時保護所)

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一時保護所での生活にだいぶ慣れた頃… お風呂からあがり、体がほてっていた私は、トレーナーの下に着ていたポロシャツだけでいました。 ボタン全開で☆ そしたら例の男の子に 「お前、ボタン閉めろって。そんなん見たら欲情すんだろ!!」 「ヨクジョー???」 この時私は、欲情を浴場だと思って「何言ってんだコイツ?」って感じでした。 …汚れを知らないって怖いね♪ 意味が理解できなかった私は、次の日ヨクジョーとは何か男の子に聞いてみました。 「はぁ!?お前そんなことも知らねーの!!!?」 はい。 だって私、キス以上のこと知らなかったんだもん。 だって、彼氏なんていなかったもん。 ホントあの時は純粋だったなぁ ええ、 あの時は。 「信じらんねぇ」 男の子はため息をつくと、私にまず欲情の意味を教えてくれました。 そして、いわゆる性教育が始まり、私はたくさんの知識を身につけました。 あの時はけっこうショック受けたな~ なんて言うか…人類の神秘? ってな感じ。
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