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     ~罪と罰~ 終焉を告げる神の声は 争いの果てに届くだろう 旋律を奏でる鐘の音は 輪廻の果てに響くだろう 謳え 歓喜の叫びを 躍れ 生にしがみついて 纏え 死した者の魂を 罪の十字架を背負い 跪ずいて赦しを請え そして死ぬまで祈り続けろ A crime and punishment,I am ready 血塗られた剣を翳せば 紅の空は光り輝くだろう 血塗られた剣は罪の証 生き続ける事は罰だろう 叫べ その身を血に染めながら 呪え 争いの時代を 祈れ 罪を感じながら 償う事のできない 恐怖に嘆き苦しみ 鮮血を浴びて神に問おう 『どれだけ犠牲を払えば楽になれるんだ?』 血染めの過去は 拭えない 死ねない恐怖は 身を狂わせ 罪の果てには 罰がある 叫べ 鮮血の衣を纏い 殺せ その身が朽ち果てるまで 護れ 己の誇りと僅かな自由 謳え 死した者への鎮魂歌(レクイエム) 躍れ 生と死の狭間にて 纏え 罪と罰への恐怖と涙 終幕を迎え雨に打たれて 静けさの中、言葉を紡ぐ 『血塗れた結果残った物は 罪の剣(あかし)と命だけ...』 .
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